電子の浜辺の魔法使い

同人作家の等身大ブログ

プロの作家に憧れていた

私がこのTwitterアカウントを開設したのは作家志望としてだった。

四年前(2014年2月)の話である。

今はもう同人界で満足しつつやっぱり応募作品を書いてみようかとも思うが、やっぱり現状に満足してしまっている。

小学生のころから本好きで読みまくっていたが、中学生の時に読んだ「文学少女シリーズ」の影響でプロの作家にあこがれを持っていた。そのときが最高潮で、一番何も書いていなかった時期だ。

夢だけ見ていた時期にはただただ妄想するだけで、作家業のことは表面だけの情報しか知らなかったし何も書こうとしていなかった。文章力があがるわけがない。ましてやなれるわけがないのだ。

 

高校生で初めて創作らしい創作をしたと思う。

三題噺をブログで公開し始めた。大学生になった私の初同人誌(コピ本)にも収録した。

プロへの道のりはというと、芳しくなかった。

起承転結の「起」の部分だけを考えていたのだ。オチまで考えたプロットを作っていなかったのである。このときまだ作家志望で少しずつ現実を認識し始めたが、まだ8割が夢見てる状態だ。(現実認識してるとは言わないかもしれない)

時雨沢恵一氏のやたら名前の長いラノベを読んで、ストーリーのオチまで考えることを学んだ。マジかよと思うかもしれないが、それまでプロットというプロット・ちゃんとしたプロットを書いたことがなかった。プロットって聞いたことあるけど何をどういう風に書けばいいのか知らなかった。設計図がないのにかけるわけがないのだ。

 

小説でも同人活動をして本を出したら楽しいと知ってからはプロとしての夢を捨てた。プロになりたいという気持ちはそれほどなかったんだと思う。

小学生の頃の私はただ小説を読むことが楽しかったのだ。読んで楽しいものを自分でも書いてみよう、そうしたら楽しかったからもっと書こう。ただそれだけ。

たしかにプロになってたくさんの人に読んでもらうことが魅力的でないわけがない。あこがれはある。それでも私は自分の楽しいという感情を優先したのだ。

言い訳がましいとは思う。「あ、無理かも」と軽いノリで、作家になるための一歩さえ踏み出してないのだ。きちんと読んでもらえる程度の文章に校正しているけれど、アマチュアで好きなもの書き散らしているから。

 

同人誌で大切なのは情熱(パッション)だとよく聞く。

情熱があれば、気に入らないところをより良くしていく。

情熱があれば、締め切りまでに気合で仕上げる。そしてイベントに行く。

私の場合はただの欲望で動いている。ふわっとした感覚で文字を綴っている。「こんな話を書きたい!!!」ではなく、「こんな話があったらいいな」くらいの差。

 

私は今新作の準備をしている。Web小説だ。

このままふわっとした感覚で、完結するのか怪しい。もしかしたら途中で放り投げるかもしれない。書きあげたらほめてあげたい。ふわっとした感覚をすべて文字に変えることは今までできていないことだから。

ふわっとした感覚で小説を書き続けられたら、とても楽しい。

Twitter垢開設当時のフォロワーはもうほとんどいないが、それでいいんだ。

Copyright Ⓒ 2018 Dakuna Miyano All rights reserved. 本ブログの内容はすべて転載禁止です.